インプラントって?

インプラントとは、自分の歯の代わりに使う人工の歯で、被せ物などとは違い、人工的に作った根の部分を骨に埋め込みます。骨に埋め込む部分はチタンと呼ばれる金属で作られており、骨と結合しやすいのが特徴です。

インプラントのメリットは、「天然歯と同じように噛める」「違和感がない」「審美的である」「ブリッジのように隣の歯を削らなくてよい」などがあげられます。デメリットとしては、「外科処置が必要」「治療費が高額である(自費診療となる)」「治療期間が長い」などがあります。多くのメリットが取り上げられていますが、どんな治療においても必ずデメリットはあります。そこで不安に思ってしまうこともあると思いますが、自分の治療についてよく知り、そのデメリットを納得して治療を受けることが大切です。

インプラント治療にかかる費用は安いことにこしたことはないでしょうが、安くするために、精度の悪いインプラントではいけません。

当クリニックで使用するインプラントは、歯科業界において世界最大の製造・販売会社であるデンツプライ社(アメリカ)のザイブインプラントを使用しています。ザイブは形状やサイズが、非常に日本人の細い顎に適しているだけでなく、審美修復にも優れたインプラントです。その信頼性と実績は高い評価をうけています。

治療に入る前に、充分な診査・診断をいたします

インプラント治療は口腔内の状態によっては、すぐに行えない場合もあります。
歯周病をはじめ虫歯がある方などは、インプラントができる状況になるまで見合わせる場合があります。
特に歯周病は、インプラントに悪い影響を及ぼすので治療に入る前に解決しておくことが大事です。
虫歯や歯周病の原因となる細菌が口の中に残っていると、インプラント手術の際、感染症を引き起こし、インプラントと骨が結合しにくい状況を作る原因になるからです。

また、インプラント治療に年齢制限はありませんが、外科処置に耐えられない人や、外科手術を伴うために重い糖尿病や肝臓疾患などの症状がある場合も、治療を見合わせる場合もあります。

この項目以外にも、患者様によって状態は異なりますので、しっかりとした診断・診査が必要になります。


当クリニックではまず最新のCTを用いて撮影し、骨の状態・形状、顎の骨の中を通っている神経や血管の位置を確認し、適切な位置に埋入できるようにシュミレーションを充分に行います

治療に入る前に・・・

一般的にインプラントと骨がうまく結合する割合は97%だといわれています。
ごくまれに、インプラントと骨がうまく結合しないこともあります。
骨と結合していない場合、そのインプラントは撤去しなくてはなりませんが、早期に処置を行えば、骨を失うこともなく、再度インプラントの埋入が可能です。
また、臨床上、一時的にインプラント周囲の骨が吸収される場合がありますが、問題が大きくならない間に対処すれば、十分に解決できます。

また、天然歯と同じようにインプラントの周りで炎症を起こす事もあります。
炎症を放置しておくと、インプラントは天然歯が持っている細菌感染に対する防御機構が弱く、通常の歯周炎よりも進行が早いので定期的な健診を行うことが重要です。

保証

健康をより長く維持していくために、フジセデンタルクリニックでは継続して定期健診を受けて頂いている方のみに対して、インプラント本体は10年保証、上部構造(被せ物)は5年保証しております。
但し、故意的な破損や、メインテナンスの中断などは保証の対象となりませんのでご了承ください。

治療記録カード

本カードは、口腔内では見えないインプラント体について、治療した部位、使用したインプラント体のロットナンバー、当クリニックの情報を患者様に保管いただくことを目的としています。

インプラント治療の流れ

1.治療計画

精密な検査・診断をし、説明を受け、きちんとした治療の計画を立てます。例えば、予算はいくら?インプラントは何本いれるのか?期間はどれぐらいかかるのか?等、治療が終わった時どうなっているのが望ましいのかというようなことを決めます。ここで今後の治療方針が決まるのでとても大事です。また、治療のメリット、デメリットもきちんと説明しますので、些細な事でもご納得できるまでお尋ねください。

1.治療計画 1.治療計画
1.治療計画
2.インプラントを入れる
2.インプラントを入れる

歯の根っこの部分にあたるインプラント体を手術により顎の骨に埋め込む手術を行います。一般的には、“2回法インプラント”と言われる、外科手術を二回行う方法があります。1回目はインプラントを骨に埋め込む手術でこの時点で表には見えません。2回目はインプラントの頭出し手術(骨に埋め込んだインプラントにアバットメントと呼ばれる装置を連結します)です。2回目の手術は、1回目の手術から数か月後(インプラントと骨が結合した後)に行います。“1回法インプラント”と言われる、1回目から表にインプラント体が露出する方法もありますが、どちらを行うかは症例によって異なります。埋入手術自体は、埋め込む本数にもよりますが30分~3時間程度で入院の必要もなく、その日のうちに帰ることができます。

3.インプラントが骨と結合するまで待つ
3.インプラントが骨と結合するまで待つ

埋め込んだインプラントが骨としっかり結合するまで、治癒期間を設けます。目安は1.5ヶ月~6ヶ月で、インプラントは治療に時間がかかる治療法です。手術は短時間で済ませることができるため、 すぐに治療が終わるものと思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際には上顎だと平均6ヵ月、下顎だと平均3ヵ月程度の治療期間がかかります。 これは手術で埋め込んだインプラントが骨と結合し、しっかりと固定されるかを確認する必要があるからです。

ただ、治療方法や骨や結合の状態によってはそんなに時間をかける必要がない場合もあります。3~6ヵ月という治療期間はインプラント治療が始まった当初に設定されたもので、 現在では、技術や治療方法の進歩により短期間で治療を完了することも可能なのです。

3.インプラントが骨と結合するまで待つ 3.インプラントが骨と結合するまで待つ
4.上部構造をつける(被せ物)
4.上部構造をつける(被せ物)

埋め込んだインプラントが骨としっかり結合したことが確認されると、その上に人工の被せ物の歯をつけます。もちろん、その前に仮歯をつけて、最終的な被せ物の形態を決めていきます。

ザイブには、優れた審美性と生体親和性を備えたジルコニア製オールセラミックアバットメントが用意されております。ジルコニアは、スペースシャトルの断熱保護材、人工股関節の球状骨頭部など様々な用途に用いられています。これらの実績が証明するように強度があるだけでなく、過酷な条件下での優れた耐久性、耐腐食性、生体親和性を持ち合わせた材料です。ジルコニアは従来の素材に比べて機械的強度に優れています。また経年変化にも優れているため、長期にわたる使用でも十分な強度を維持することができます。

一般的に使われているインプラントの素材である純チタンと比べてもジルコニアは細菌の付着量が少ないため、審美性だけでなくアバットメントの材料として生体親和性にも優れています。
また、天然歯に比べ細菌に対する防御機能が弱いインプラントにとってジルコニアは優れた素材だといえます。

アバットメント装着後  オールセラミック(ジルコニアクラウン)装着後
5.メインテナンスへ
5.メインテナンスへ 5.メインテナンスへ

インプラントをつける一連の治療が終わっても、その後のメインテナンスがとても大切です。しっかりブラッシングをして口の中を清潔にしないと、炎症が起きたり細菌が増えたりして、せっかく結合したインプラントが抜けてしまいかねません。インプラントを長く安定した状態を保つためには、メインテナンスは絶対怠ってはいけないのです。痛みや腫れがないことが必ずしもうまくいっているということではありませんし、インプラントを入れたからといって、今後何も問題が起きないわけではありません。自分の歯と同様インプラントは長く付き合っていくものですから、毎日のケアやインプラントの状態のチェックなどをし、定期的にメインテナンスをすることが重要なのです。

定期健診では、インプラントはもちろん、全てに異常がないかレントゲンの撮影・口腔内の衛生状態・かみ合わせなどチェックしていきます。また、歯ぎしりなどをされる方には、インプラントに無理な力がかからないように、就寝時にナイトガードを作成する場合もあります。

自分の家で出来るセルフケアと、歯科医院で行うプロフェッショナルケアが、インプラントを長く持たせるためにとても重要になってきます。

当クリニックでは、微細なパウダーを吹き付けてプラークやバイオフィルム(細菌の塊)を除去するEMS社(スイス)のエアフローを用いてインプラントのクリーニングを行っています。

5.メインテナンスへ 5.メインテナンスへ

料金の目安


1歯欠損で骨にも歯肉にも問題なく、1回法にて上部構造にハイブリットクラウンを装着した場合 

ステント(片側)16,200 +  CT撮影料10,800 + 診断料21,600 + 基本手術料21,600
+ 1次オペ216,000 + アバットメント(金属)32,400 + ハイブリットクラウン81,000
total  \399,600

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2016/12/12

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